PIC導入のご案内
個人で使ってみる
 ●マイコンの経験が全くない方
 ●マイコンを使ったことがある方
会社で使う
 ●PICとはどんなChipか評価してみたい
 ●開発費用があまり無いがPICを仕事に使ってみたい
 ●色々なシステムにPICを利用したい
 ●短時間で製品や治具を作りたい
 ●ハイパワーなPICを利用したい
 ●なるべく低価格にPICを製品に搭載したい
 ●社員教育で使いたい
学校で使う
 ●研究室での技術習得
 ●実験の科目でPICを利用したい
個人で使ってみる
●マイコンの経験が全くない方
マイコンに初めて取り組む方にはPICが最適のマイコンです。特徴のあるアーキテクチャですが、短期間に目的を得ることができるでしょう。 新しいFIRST PICk V6 >>は最新の環境で実習できます。
これらのFIRST PICkはステップ形式でPICマイコンの基本機能をマスターできます。 一歩一歩確実に理解してゆくことを目的としてまとめられていますから、基本部分ではありますが、基礎知識を身につけるには最適でしょう。 ハードウエアと一体の教材ですから、理論と実際が平行し、体験しながら技術修得できます。
●マイコンを使ったことがある方
Z80などのマイコンを体験したことがある方は、MALがリリースする多くの評価ボードがマッチします。
その中でもPIC16・18をターゲットにする場合MA303 >>がお勧めです。 安価なPICKIT3 >>デバッカをダイレクトに接続して幅広いプログラム実験を行うことができます。 さらにPIC ワンチップマイコン 標準テキストやPIC18関連の4冊のテキストが対応しますので、解説書によりPICの基本から応用までマスタできます。
16bit系のPICマイコンがターゲットの場合はMA280・MA300 >>のボードが最適です。 ICD3デバッカを直結できるので、MPLABとCコンパイラで円滑なプログラミング環境が得られます。 dsPICテクニカルデザイン >>もプログラミングをお手伝いします。
USBやイーサネット、CAN、SDカードなど高度なインタフェースでは専用の評価ボードが用意され、間違いなくプログラムをインプリメントできる環境を整えています。

再現性の高さとスムーズな導入がMAL一番のポイントです。
会社で使う
●PICとはどんなChipか評価してみたい
「とりあえず」のスタートには標準評価ボードのMA303+MPLAB-ICD3 >>の組み合わせが最適です。 参考資料はPIC18ハイエンドマイコンの書籍 >>がアーキテクチャとプログラミングを並行して解説します。 PICは小型マイコンが一番の売り、PIC16・PIC18マイコンとはどんなマイコンなのか感触を確かめることができるでしょう。
●開発費用があまり無いがPICを仕事に使ってみたい
予算はないが、PICマイコンを導入したい場合、MPLAB-ICD3を中心とした開発環境を整えると良いでしょう。 PICKITという選択になりがちですが、MPLAB-ICD3の選択は結果的にローコストな選択になる可能性があります。 それはPICKITでは迅速な作業が期待できないことと、つまらない問題にはまると多くの時間を費やしてしまうことがあるからです。 MPLAB-ICD3 >>はMALの多くのボードにダイレクト接続できます。目的に合わせたボードをセレクトしてご利用下さい。
●色々なシステムにPICを利用したい
様々なアプリケーションで自在な利用を考えるとPIC24やPIC24Hを利用したPowerHead MA244 >>が便利です。 マスタボードを入れ替えればユーザの仕様にあった回路に搭載ができますし、ユーザ回路が無い状態でPowerHead単体に通電してプログラム開発を行うこともできます。
●短時間で製品や治具を作りたい
1品ものの製品や、治具を簡単に構築するにはMA320 >>が有効です。 dsPICを搭載したCPUボードを中心に、数種類の表示器と、キースイッチなどの周辺ユニットにより1つの装置を構築できます。 表示器を搭載したCPUユニットであるMA270 >>MA290 >>は治具の製作に大変便利です。 手間がかかる表示部分がボード上に用意され、いくつかのコマンドスイッチが搭載されているため、数時間でプログラムを製作すれだけで、簡単に高度な機能ユニットをつくることができます。
●ハイパワーなPICを利用したい
16bit処理のPICマイコンであるPIC24、PIC24Hシリーズのマイコンはハイパワーなマイコンです。 手軽な評価ボードとしてはMA300 >>MA280 >>がありますが、信号処理やイーサネットなどの幅広い機能を評価するにはMA230 >>がおすすめです。 PICマイコンの新しい可能性を見つけることができると思います。
●なるべく低価格にPICを製品に搭載したい
量産時低価格なPICはやはりPIC16マイコンでしょう。 PIC16の機能を引き出すにはアセンブラによる開発が必要不可欠になります。 PIC16は低機能ですが、綿密な構造設計でプログラムすれば想像以上のパワーを発揮させることができます。 特に最新のエンハンスドコアを利用すると高いパフォーマンスを確保できます。 エンハンスドコアを評価するにはMA303 >>にPIC16F1937を搭載するのが最適です。
●社員教育で使いたい
学校で使うをご覧ください。
学校で使う
●研究室での技術習得
研究室では先生が学生と一緒になって勉強する時間がなかなかとれません。 学生が自習形式で取り組むにはFIRST PICk >>が最適です。ステップ形式でPICマイコンの基本機能をマスタできます。 一歩一歩確実に理解してゆくことを目的としてまとめられていますから、基本部分ではありますが、基礎知識を身につけるには最適でしょう。 ハードウエアと一体の教材ですから、理論と実際が平行し、体験しながら技術修得できます。 電気の基本や、用語などを先生が説明するだけで理解を深めることができると思います。
MA303 >>も汎用性が高いと言うことで教育現場で使いやすい評価ボードです。
●実験の科目でPICを利用したい
実験科目でPICを利用するには様々な目的と予算に応じて選択が大きく変わります。いくつかのパターンをご紹介しましょう。
○組立派・マイコン入門
電子回路の組み立てとプログラミングを体験させるには、MK314 小型PICマイコン実験評価ボード >>があります。 これらのボードは組み立てることが主で、プログラミングに重点を置く課題には適しません。 PICマイコンの書籍としてはPIC16マイコンやPIC18ハイエンドマイコンの書籍 >>が有効です。 マイコンのアーキテクチャを的確に解説しています。 これらの書籍は実験のテキストとして多くの学校様にご利用いただいております。 丁寧な解説ですから高校、大学の学生向けには最適と思われます。
○プログラム派
プログラムに重点を置くテーマにはMA303 PIC 標準評価ボード >>MPLAB ICD 3 >> +MPLAB C18 コンパイラの組み合わせが最適でしょう。 数値演算を利用したプログラムや、パソコン上のC言語でシュミレーションした関数をそのまま移植してファーム化するような体験も可能です。
○信号処理
簡単な信号処理を実験する場合MA303 >>などでも可能ですが、少し高い周波数で実験を行う場合はMA280 >>MA300 >>による16bit処理のマイコンを使用した方が余裕があります。 どのボードにもサイン波のジェネレータを搭載していることから、オシロスコープがあれば容易に実験を構成できます。 これらのボードは汎用性が高く、自由度が高い実験課題を選択することができます。
○機械系
機械科でのマイコン体験にはCPUのストレスを感じない16bit処理のマイコンを使用した方が有利です。 MA280 >>MA300 >>の評価ボードがおすすめです。 表示器も自由度が高いため、ライブラリを利用することで表示へのストレスを感じずに制御処理に注目することができます。
書籍、dsPICテクニカルガイドは幅広いアプリケーションに対応した内容で、MA280 >>上で全て動作させることができます。 ロボットや電子工作の課題でもすぐに利用できる内容が豊富です。
○コンピュータの機能を理解させる
コンピュータのアーキテクチャを勉強するには残念ながらPICはふさわしくありません。Z80や8086などのクラシックなマイコンが最適でしょう。
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