MES200の拡張I/Oユニットである各種LED表示ユニットや、LCD表示ユニット、キースイッチなどはSPI通信でコントロールされているため、PICマイコンで直接駆動したり、他のCPUに接続して利用することが可能です。
■インタフェースコネクタ
インタフェースは一般的な2.54mmピッチの10ピンフラットケーブルを使用しています。 コネクタは以下のように構成されます。
ピン |
名称 |
方向 |
内 容 |
1 |
SDO |
OUT |
データ出力 |
2 |
SDI |
IN |
データ入力 |
3 |
SCK |
IN |
クロック入力 |
4 |
*CS |
IN |
有効信号入力(負論理) デバイスを有効にする |
5 |
*RES |
IN |
デバイスリセット信号(負論理) ユニットをリセットする |
6 |
NC |
- |
接続無し |
7 |
+5V |
IN |
電源 |
8 |
+5V |
IN |
電源 |
9 |
GND |
IN |
GND電源 |
10 |
GND |
IN |
GND電源 |
[注意] 電源は使用するユニットによっては500mA程度必要です。
*CS信号は使用していないユニットがあります。MA192,3,4,7は未使用。
■信号伝送手順(例)
信号の形態は各ユニットのマニュアルによりますが、MA192LED表示ユニットの例を示します。
■SPIシリアル信号送出プログラム
PIC18マイコンにて8bitSPI信号を出力するプログラム例
;------------------------------
; SPI Port Data out (SDO=RJ1,CLK=RJ2)
; IN:W=data
;------------------------------
BOUTSSP
MOVWF WTEMP1 ;SAVE
MOVLW 8
MOVWF GPCNT ;CNT=8
BOUTSSP1
BCF LATJ,1 ;DATA=0
RLCF WTEMP1,F ;SHIFT LEFT
BTFSC STATUS,0 ;CY??
BSF LATJ,1 ;DATA=1
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
BSF LATJ,2 ;CLOCK=1
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
NOP
BCF LATJ,2 ;CLOCK=0
DECFSZ GPCNT,F
GOTO BOUTSSP1
BCF LATJ,1 ;DATA=0
CALL DLY50U
RETURN
他のCPUにおいても同様の方法でアクセスが可能です。
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