 |
 |
 |
|
| 製 品 名 |
注文番号 |
| MA256 I/Oポートモニタ |
MA256 |
| MA256用 L型固定金具 |
MA256-L |
| MA256用 前パネル |
MA256-F |
|
|
MA256 I/Oポートモニタは、MA303の全ポート出力端子に接続することで、全ての端子の信号を様々な形式でグラフィカルにモニタするユニットで、
コストをできるだけ抑えて多くの機能を搭載した製品です。
前機種のLED表示によるI/Oポートモニタの機能を大幅に強化した設計で、
表示ユニットにLCD表示を使用したことにより多目的な装置の利用を可能にしました。
I/OポートをON/OFF情報でモニタするのはもちろんのこと、A/D入力電圧を計測し、波形表示します。また、任意の4つのI/Oポートをロジック表示し、シリアル通信の通信状態をモニタするなど、多くの計測機能を小さなユニットにまとめました。 |
|
|
|
| MA303の全ポートに接続、全I/Oポートを徹底モニタ |
|
|
特に教育教材として拡張性、安全性、機能性を重視した設計となっているMA303と接続することによって、教育機関では書込器を内蔵した評価ボードで1人1台の実験環境を整えることができますし、
会社でも新人教育や机上での簡単な実験、ソフト開発に有効です。
MA256はMA303用に設計されていますが、他のCPU環境でも利用することができます。 |
|
|
|
|
|
| ●I/Oポートモニタ |
●周波数カウンタ |
| ●アナログポート電圧表示 |
●パルス周期カウンタとパルス評価機能 |
| ●アナログ信号波形表示 |
●パルスカウンタ |
| ●レコーダ表示 |
●グラフィックパネル |
| ●LOGICトレース表示 |
●タイマとストップウォッチ |
| ●非同期シリアル通信モニタ |
|
|
|
|
|
| ■MA256の設計コンセプト |
| MA256はプログラムの作成を最大限にサポートする補助装置として企画した製品で、MA303 PIC評価ボードの拡張ユニットです。
38MIPS動作の16bit CPUを利用して、MA303に搭載されるPIC18F4520やPIC16F877・887のI/Oポートを様々な形式と表現でリアルに表示することを目的としています。
ポート信号を補足する手法としてハードロジックを利用していないため、それぞれの機能が計測器としては不十分ではありますが、ソフト評価のための簡易型モニタツールとして位置付けて、ローコストで多くの機能を実現することを大きなコンセプトとしています。
プログラムの動作速度には充分に追従できるモニタ速度を備えています。定量的な計測は専用の計測器を併用いただくことで、効率の高いプログラミングが可能です。 |
|
| ■教育機関では |
| 教育の現場ではMA303+MA256限られた実習期間内で効率の良いプログラミングを習得することができる有効なセットです。
特にPIC18F4520を搭載し、Cコンパイラによるプログラム開発は高度なプログラムを最短時間で構築することができます。 また、アセンブリ言語での実習においてもCPU構造に翻弄(ほんろう)されることがなく、習得の速度は確実です。
さらに、MA303+MA256では初心者のエンベデッドマイコンプログラミング実習から、デジタル回路＋CPU実験、デジタル通信実験（＋MA234）、機械系モータ制御実験（＋MA237）、アナログ回路＋CPU実験、DSPデジタル信号処理など高度なプログラミングまで利用できることから、1つの実験セットをグレードの異なる利用者にまたがる広範囲な実習に活用することができます。
MA303は簡単な操作パネルよりプログラム作成から、コンパイル、プログラムダウンロードの手順を操作できるため、パソコン操作も単純です。
もちろんオンボードのUSB書込器を搭載しているので、高価で複雑な開発環境を用意する必要がありません。 |
|
| ■各機能について |
|
 |
●パネル面
MA256のメインはグラフィック表示です。解像度が厳しい画面ながら表現力を生かした多彩な表示を行います。自由な設定が可能であるMA256は4つのコマンドキーとロータリエンコーダで迅速な設定切替ができます。電圧、波形観測は外部からも信号を入力することができます。 |
|
 |
●機能選択メニュー
11種類の機能が選択できます。 |
|
|
 |
●I/Oポートモニタ
PIC18F4520の全ての端子をリアルタイムに表示する機能です。プログラムによるポートの動作をわかりやすいLED調の表現でビット表示します。ポートの数値も16進表示します。 |
|
|
 |
●アナログポート電圧表示
AN0,1,2と外部入力の電圧を計測して表示します。入力電圧範囲はAN0,1,2が0〜5V、外部入力が0〜20Vです。12bitのA/Dコンバータにより高精度の計測ができます。 |
|
|
シングル |
●アナログ信号波形表示
アナログポートに入力される電圧の時間的な変化をオシロスコープスタイルで表示します。入力電圧範囲はAN0,1,2が0〜5V、外部入力が0〜20Vです。
データのサンプリング時間は最小5μSですから、観測可能な周波数の目安はおおよそ50KHzです。AN0がボリューム、AN1,2が外部入力で、D/Aコンバータ出力電圧などは外部入力端子より入力します。画面の表示範囲は入力の電圧範囲一杯を示します。表示する信号は1ch表示、2ch表示を選択でき、トリガによる波形の停止機能もあります。 |
デュアル |
|
|
 |
●レコーダ表示
レコーダ表示はDCに近いアナログ信号を捕らえて表示する機能です。サンプリング時間は100mS〜1Sを選択できますが、内部的には100倍の周波数でサンプリングして平均化した数値を表示します。これによりノイズ成分も除去されます。オシロスコープ機能は1画面データをサンプリングして表示させますが、レコーダではサンプリングデータを逐次表示しますのでリアルタイムな電圧変化を表示できます。画面表示空間は2画面分有ります。対応するポートはAN0,1,2、外部端子のアナログポートになりますが、ポートDを数値として解釈して表示させることができます。また、記録メモリは1000データ分有り、データを外部出力してエクセルに転送し、記録、印刷ができます。 |
|
|
 |
●LOGICトレース表示
ポートのロジックレベルの時間的な変化を表示します。トレース表示のチャンネルは4チャンネル同時で、それぞれにI/Oポートをアサインすることができます。サンプリング時間は最小5μSです。チャンネル1にはトリガ機能を持ちます。画面の幅は2画面分の空間があり、256サンプリングを表示できます。 |
|
|
 |
●非同期シリアル通信モニタ
PIC18F4520のRC6,7は非同期のシリアル通信ポートになっており、このラインをモニタすることができます。表現はASCII（JIS）コードによる文字表示とHEX数値表示を選択できます。表示は送信と受信を並行して表示し、電文の時間的な流れを表現します。ボーレートは38400bps〜110bpsに対応します。500文字までの連続したデータも表示させることができます。 |
|
|
 |
●周波数カウンタ
周波数計測表示はパルス系ポートであるRC0,1,2に対応します。各ポートに発生しているパルス信号の周波数をカウントして表示します。計測用のゲート時間は1秒と0.01秒を選択でき、1Sゲートでは最大65KHz、10mSゲートでは3MHzの信号が計測できます。PIC18F4520のポートから出力可能なパルスは最大5MHzですが、連続的に出力可能な範囲は1MHz以下と想定されます。 |
|
|
 |
●パルス周期カウンタとパルス評価機能
パルス信号を計測表示するための機能です。パルスの周期を計測することが主な目的ですが、パルスのHi時間、デューティ比、周波数などを計算表示できます。連続的に変化するパルス信号を評価できる機能です。この機能は全てのI/Oポートに対応しますので便利です。 |
|
|
 |
●パルスカウンタ
到来するパルスの数をカウントします。パルスカウントのエッジ方向を切り替えることができます。この機能は全てのI/Oポートに対応します。パルス検出スピードは1μS程度です。 |
|
|
 |
●グラフィックパネル
LCD表示パネルを利用してプログラムによるグラフィック画面描画の実習が可能です。画面のコントロールは外部ポートのRS232Cインタフェースを利用して行い、パソコンからシリアル信号で描画を行ったり、MA303のRS232Cポートに接続してPIC18F4520の通信ポートよりコマンドを送り込んで描画を行わせることができます。コマンドはドット、直線、円などの描画や、文字の表示、ビットマップ画面の表示などができます。 |
|
|
タイマ画面
|
●タイマとストップウォッチ
タイマ機能は時間をカウントアップするストップウォッチ機能と、設定時間をカウントダウンするタイマ機能があります。ストップウォッチ機能はプログラムの動作時間や、ループ時間の計測によく利用します。ボタンの操作で、Start、Stop、Resetができます。タイマ機能は設定した時間をカウントダウンして時間が来るとブザーを鳴動して通知します。設定値の再セット、一時停止ができます。 |
ストップウォッチ画面
|
|
|
 |
●外部通信
外部通信にRS232C非同期シリアル通信ポートを持ちます。この端子より通信制御にてグラフィックパネルを端末画面として利用できます。また、このポートを利用して一部のモードで波形記録が可能です。 |
|
|
|
■MA256 I/Oポートモニタ （注文番号 MA256） には、以下のものが含まれます。
●I/O モニタ基板 ●取扱説明書 ●付属品
MA256 をご購入のお客様は、必要に応じて電源は別途ご購入下さい。 |  |
■MA256用 L型金具 （注文番号 MA256-L） には、以下のものが含まれます。
●L型金具 ●取付用ネジ |  |
■MA256用 前パネル （注文番号 MA256-F） には、以下のものが含まれます。
●前パネル ●取付用ネジ |  |
|
 |
← MA303+MA256+MA256-L+MA256-F 4点あわせてご購入頂くと、
大変便利にお使い頂けます。 |
|
|
|
| LCD |
128 × 64dot |
| モニタ項目 |
11種類 |
| ポートモニタ |
PIC18F4520全ポート同時モニタ
リフレッシュレート15mS程度 |
| 直流電圧計 |
RA0,1,2ポート+外部入力のモニタ ポート電圧0〜5V・外部入力0〜20V
ポート2桁表示・外部入力4桁表示
リフレッシュレート100mS程度 |
WAVEモニタ
（オシロスコープ） |
1チャンネル、2チャンネル表示 RA0,1,2ポート+外部入力対象
サンプリング時間 5μ〜100mS
簡易トリガ機能付き 画面停止可能
観測データ出力可能 |
| ロジックモニタ |
4チャンネル同時トレース 全ポートより選択が可能
サンプリング時間 5μ〜100mS
トリガ機能あり |
非同期シリアル通信
モニタ |
ボーレート 110〜38400bps 8bitバリティ無し
RC6,7端子をモニタ ASCII表示 HEX表示 |
| 周波数カウンタ |
5桁表示 ゲートタイム 1S、10mS切替
対象ポートRC0,1,2
最大計測周波数 1S時65KHz 10mS時3MHz |
| パルス計測 |
パルス周期、Hi時間、デューティ、周波数演算表示
分解能10μS 最大9999mS |
| パルスカウンタ |
カウンタ9桁 パルス検出分解能2μS |
| グラフィックパネル |
非同期RS232C接続38400bps
文字表示、ドット、ライン、box、円、グラフ、画像表示コマンド |
| タイマ |
99時59分59秒9 カウント |
| ストップウォッチ |
59分59秒カウント |
レコーダ
（低速オシロスコープ） |
1チャンネル、2チャンネル表示 RA0,1,2ポート+外部入力対象+PORTD
サンプリングタイム100mS〜2S
画面ポーズ機能 観測データ出力可能 |
|
|
| |
|
| ●Windows me・98・Vista環境では動作しません。Windows XP環境で動作します。 |
| ●製品保証・修理につきましては、こちら>>> をご確認下さいますようお願い致します。 |
|
| |
|
●MA256をご購入の方は、電源のタイプをご検討の上、別途ご購入下さい。
弊社では「パーツ販売」にて5V ACアダプタ(PB-PWR-5V) 、電源セット(PB-PWR-SET)を用意しております。
電源セットには電源が付属しておりませんので、あわせて5V電源 コネクタ付(PB-BJS-5V)をご購入下さい。 |
| ●MA256の消費電流は500mA程度です。 |
|
|
 |
