MA375 CAN→USB PCインタフェースユニット[絶縁型]
CAN←→PCをUSBでつなぐ
CANモニタとして!


PCとCANはグランド絶縁
価格 ホームへ
製 品 名 注文番号
 MA375 CAN→USB PCインタフェースユニット[絶縁型] MA375
  ▼オプション
 TTL通信ケーブル  MC025
 CAN通信ケーブル  MC017-CAN
MA375はCANとPCをUSBでインタフェースするユニットです。
PCからVB,VCによりシリアルインタフェース経由でCANと通信ができます。
従来のCOM通信関数で動作するため、ドライバを必要としません。
PCとCAN系統の電源を分離する絶縁設計がされていますので、安心してCANバスにつなぎ込めます。
USB電源で動作するため接続が容易です。
CANモニタとして機能するCANscope付属
特長 ポイント 製品構成 仕様 ご注意 その他
 応 用 例   オプション 
特長
●パソコンとCANバスをUSBでつなぐ通信ユニット MA375
●CANバスモニタプログラム付属
●パソコンからCANバスにメッセージを送り込める
●CANバスに流れているメッセージをパソコンに取り込める
●パソコンとCANバスは電源系を絶縁分離
●VB・VCなどのプログラムでCANバスにデータを送り込める
●パソコンを1ノードとして構成できる
ポイント
 
●構成図
 
  ●Windowsアプリケーションから利用できます。
MA375はUSBを使用していますが、プログラムから見ると従来からのCOM通信になります。
Visual BASIC, Visual C++, Visual C#, Visual JAVA など多くの言語で利用できます。
COM通信用の関数をそのまま利用することができます。
[コマンド]
メッセージ送/受信・リモート送受信・フィルタ設定・マスク設定・ボーレート条件指定
・ステータス読出し
     
●簡易的なCANバスモニタとしてもご利用いただけます。
付属アプリの「MA375 CAN Bus Line Scope」はCANメッセージの送受信状態をモニタできる機能があります。プログラム開発時のメッセージモニタとしてご利用ください。
[機能]
受信:メッセージ受信・送受エラーカウンタモニタ・メッセージ間インターバルタイマ・固定IDモニタ・IDの10進表示・フィルタ+マスク機能・トレースデータのファイルログ
送信:メッセージ送信(8)・リモートフレーム送信・単発グループ送信・連続グループ送信・送信データのファイルセーブ
全体:ボーレート設計・ボーレート変更・リスンオンリモード切替・CANライン電源電圧表示
[注意]連続するメッセージ受信、表示はできません。 メッセージ間隔に適度な余裕が必要です。
必ずフィルタやマスク機能を設定して下さい。
MA375はCANバスモニタとして販売しているわけではありません。
●変換CPU
内部CANバスコントロールにはPIC24Hを使用。
80MHz(40MIPS)クロック動作の高速処理、CANバスのデータをできる限り捕らえます。
内部基本クロックには50ppm/℃の安定な発振器を使用しています。
●USBインタフェース 安心な絶縁型
PCとの接続はUSBで接続。PC側とCAN側はインタフェース。
USBはシリアル通信変換で使用するため、
Windowsアプリケーションから見るとCOMポートとしてアクセスが可能。
●ケース組込
市販のプラスチックケースなどに組込みユニット化できます。
プラケースはTAKACHI社製TWS7-3-13WNにフィットする設計になっています。
[注意]プラケースへ完全に収納するにはLEDの実装変更が必要になります。

●電 源
USB電源のみを利用して動作します。5V 0.3A
CANバスのグラントとUSBのグランドは完全に絶縁されています。
応用例
MA275からMK279 CAN 4分配ユニットを経由して、
MA270 文字LCD搭載 dsPIC30F 組込CPUユニットに接続した様子。

MK279
オプション
●MC017-CAN CAN通信ケーブル
CAN通信ケーブルはMA375に付属していますが、予備ケーブル拡張用に単体販売しています。

  ※XAコネクタ 4pin-4pin 通信ケーブル 長さ 60cm
製品構成
■MA375 CAN→USB PCインタフェースユニット  (注文番号 MA375) には、以下のものが含まれます。
●本体基板(MA375) ●CAN通信ケーブル60cm(MC017-CAN) ●USBケーブル(1.8m) 
●取扱説明書 ●CD-ROM (CAN Bus Line Scop・MA375評価用ツール・CAN CONFIG)
MA275との違い
●単電源動作に改良 ●USB電源のみで機能する ⇒ 従来は5V電源が必要 
●PC側通信速度をアップ ⇒ より多くのデータをモニタできる(MA275での通信レートにもなる) 
●CPU変更 dsPIC30→PIC24H ●CPU動作速度40MIPSにアップ ⇒ より多くのデータをモニタできる
●基本クロックを水晶発振器に変更し周波数精度・温度安定性強化
●内部データバッファ増強 ⇒ より多くのデータをモニタできる ●フィルタ数の増強 ●通信状態モニタ機能強化
●CAN通信ライン過電圧(静電気)保護 ●CANコネクタに DSUB9Pも利用できる
●送信コマンド強化、送信バッファ8chで繰り返し送信が容易に
 
[CANscope側]
●送信データタブの追加 ●フィルタ数の増強
●マスクの関連づけの自由度 ●MA275 CANscope互換性は低い
仕様
CPU PIC24H 40MIPS動作 クロック安定度50ppm / ℃
USBインタフェース COMポート互換のUSBインタフェース
ボーレート 57600bps (38400bps)
CANバスの電源・グランドは、USBの電源・グランドと絶縁 絶縁耐圧 1KV以上
USB電源0.3A供給
CAN通信 デフォルトボーレート125Kbps
設定にて1Mbpsまでのボーレート指定可能 ドライバMCP2551
終端抵抗120Ω設定接続可能
過電圧印可保護
通信コマンド 全15コマンド メッセージ受信 ・ メッセージ受信詳細モード ・ ステータス受信 ・ フィルタステータス受信 ・ 装置名バージョン受信
メッセージ送信 ・ リモート送信 ・ フィルタステータス要求 ・ 受信フィルタ指定 ・ 受信マスク指定 ・ ボーレート指定 ・ 詳細受信モード指定 ・ リスンオンリ指定 ・ 装置名要求
電圧計測 30Vmax 誤差10%
電源 USB電源+5V 0.3A  CANバスとの絶縁耐圧 1KV以上
動作環境 環境温度0〜50℃ 湿度60%以下 腐食性ガス無し
基板寸法 113 × 56 mm   
ご注意
●本ユニットはCAN通信モニタではありませんが、フィルタ機能を利用することでモニタを構成することも可能です。
●多量の連続的なデータモニタはできません。フィルタ機能を活用してメッセージを制限してください。
●CANボーレートはCANバスの状態により一定ではありません。
  特に500Kbps以上のスピードでは微妙な調整を必要とする場合があります。
その他
●MA375付属CD-ROMには必要なプログラムが全て入っています。
●MA375は125Kのスピードであれば、単体ですぐに通信可能です。
●PCとの関係があるため初めてCANを実験するには適しませんが、動作しているCANにつなぎ込むには適しています。
●製品保証・修理につきましては、こちら>>> をご確認下さいますようお願い致します。
PageTop
関 連 商 品
CAN通信をシステムに活用
テクニカルガイド付き
CAN360 PIC-CAN
通信評価セット