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MA303 8bit PIC 標準評価ボードIIIはMPLAB上でのICD3、PICKIT3環境で円滑なプログラミングが可能な評価ボードです。
PIC18F4520標準搭載。PIC16F887も搭載でき、PICの8bitマイコンを全てカバーできる構成です。LED、ブザー、スイッチなど基本インタフェースに加え、アナログ信号処理に対応した交流入力、交流出力機能やサイン波オシレータを内蔵し、DSP処理にまで拡張した実験ができます。
LCD表示はシリアル通信で制御され、9600bpsにおける通信モニタとしても機能します。機能拡張用のコネクタはユーザの特殊な目的にあった実験ボードを増設することができます。
さらに傾斜型固定台に設置されるI/Oポートモニタは全ポート出力端子より全てのI/Oポートを多方面からモニタします。プログラム開発はMPLAB環境におけるMPASM,MPLAB-C18コンパイラ,Hitech-PICCが利用できます。
無償のIDE・Cコンパイラで応用範囲が広がります。
MA303は効率の高い8bitPICマイコンの評価に加え拡張性、安全性、機能性を重視した設計になっています。企業・教育機関における教育教材、研究開発を目的としてご活用頂けます。 |
↑ I/O ポートモニタ搭載例 MA303 + MA256 + MA256-L + MA256-F |
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MA303を利用しての開発には、デバッガとコンパイラが必要です。
デバッガにはICD3又はPICkit3など、コンパイラにはXC8、C18(どちらも無料版あり)があります。 |
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●PIC18F4520搭載・PIC16F887搭載可 |
→ セットには2種類のPICが入っています |
●実習テーマから生まれたインタフェース |
→ PICマイコン実習の流れを考え煮詰めました |
●ICD3、PICkit3をダイレクト接続可 |
→ ローコストなPICKITもダイレクト装着 |
●MPLAB + C18コンパイラ環境 |
→ C言語を主体に環境を考えます |
●サイン波ジェネレータ内蔵 |
→ DSP実験に便利なオンボード発振器 |
●通信モニタ機能付のLCD表示 |
→ LCD表示のソフト負担を解消します |
●8・12bit 2つのD/Aコンバータ |
→ D/Aは高速なプログラム動作を表現できます |
●教育用プログラム集 |
→ スタートからDSPまで幅広いプログラム集 |
多くの教育機関で使われています。納入実績をご覧ください。 |
教育教材の人気セットは、MA303+MA234+MA237です。詳しくは応用例をご覧ください。 |
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●CPU
メインCPUとしてPIC18F4520を搭載、初期状態でデモプログラムが書き込まれています。
PIC16F887もセットに含まれます。(プログラム未書込)
PIC18F4520は使いやすいPIC18マイコンの基本となる構成を持つデバイスで、教育用に最適です。CPU周辺にはモニタ用のランドを用意。 |
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●操作部分
ポート直結型の8bitLED表示、コマンドスイッチ、A/D電圧発生ボリューム
各機能端子は正面に並びプローブがあてやすい。
シリアル通信モニタとして機能するLCD表示器はLEDと高さを抑えスマート取付。
操作しやすいボリューム、GND端子など、実験操作、動作検証を徹底して重視した設計です。 |
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●PICkit3
PICkit3をダイレクトに接続することができます。
PICkitは開発装置として奨励はしにくいのですが、教育現場などでローコストに複数台を準備できる利点があります。その為、機構的な安全を確保するため、特別にPICkit専用の固定台を用意しました。
MA303とKK-1にKK-9 PICkit固定台(KK-9)を装着して、PICkitを安全に固定できます。 |
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●シリアル通信
非同期シリアル通信ポートをPCと同一のDsub-9pinにてサポート。PCに直結して利用したり、様々な装置にインタフェースができます。 |
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●電力ポート
DCモータやランプなど電力デバイスを接続できるドライバ搭載。機械制御系実験もできます。 |
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●RCサーボモータの接続
4台のRCサーボモータを接続できます。 |
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●搭載している周辺デバイス
8bitD/Aコンバータ -->> 高速の信号発生ができます。
12nitD/Aコンバータ -->> 高精度な電圧発生ができます。
EEPROM -->> I2C通信でコントロールする外部メモリです。
温度センサ -->> データロガーやA/D電圧源となる温度センサです。 |
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●サイン波発振
信号処理用の発振器を内蔵。サイン波と方形波(TTL)を出力します。
外部にオシレータを接続せずに信号供給可能。A/D入力にも交流を直接供給できます。
●AM変調実験例
乗算処理でAM波をDSP処理発生させる。 |
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●拡張I/O端子 コネクタ表はこちら
拡張I/Oコネクタには14bitのポートが直接出力され、MK233拡張実験ボードやユーザボードを利用し、多目的な実験をカバーできます。
ユニバーサルボードとしてMK233を用意しています。
拡張I/O端子には以下のボードを接続することができます。
MA237 ブラシレスモータ・パルスモータ実験ボード |
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●付属CD-ROM
各種開発ツールやMA303のデモプログラムを収録。 PICのデータシートなどもご利用下さい。 |
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●PIC18&C 評価ボード活用プログラム集(PT6)
PIC18 プログラムから学ぶPICテクニック
〜PIC18マイコン & C compiler
評価ボード100%活用 プログラム集〜
MA303標準評価ボードIIIをハードウエアとして利用できる全ての機能によるプログラムをまとめています。MPLAB+C18コンパイラの開発環境によりC言語の即効性を大いに生かしたプログラムです。
PICマイコンのプログラミングにあたり基本になる全てのルーチンを網羅したと言っても過言でありません。
本著の内容はPIC18マイコンだけでなく、PIC16・PIC24・dsPIC・PIC32マイコンでも初期設定や変数宣言を調整するだけでそのまま利用できますし、PIC以外のマイコンでも応用が可能です。
詳しくはこちら>>> をご覧下さい。 |
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●I/Oポートモニタ(MA256)
全ポートを多方面からモニタ表示するユニット。ソフトの動きを直感的に感じ取る多機能型の表示ユニットです。
注)MA303にMA256(I/Oポートモニタ)使用時にはPICkit3用接続コネクタがMA256用 L型固定金具によりPICkit3は取付できません。ICD3をご選択ください。 |
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MA256 I/Oポートモニタ 応用例 |
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●I/Oポートモニタ
全ポートのモニタができます。
入力ポートも出力ポートも
アナログ信号も自在に表示 できます。 |
↑ 写真はMA256 I/Oポートモニタ(MA256)に 前パネル(MA256-F)を装着した外観 |
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●モニタ付きセット外観
I/OポートモニタとL型固定金具(MA256-L)・前パネル(MA256-F)を使用した時の全体の外観
コンパクトさと機能性を重視 |
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●スッキリまとまる専用電源
L型固定金具(MA256-L)には
電源装置を搭載できます。
机の上もスッキリ!
(電源装置は、
「パーツ販売」にて
購入できます。各自組立) |
↑ 写真はL型固定金具(MA256-L)の背面に電源セット(PB-PWR-SET)と 5V電源コネクタ付(PB-BJS-5V)をあわせて組立て・取付けた様子 |
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MA303 拡張ボード 応用例 |
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●シリアル同期通信実験ボード MA237
DCブラシレスモータとパルスモータを駆動実験するボードです。1枚のボードで両モータの実験ができます。モータの励磁状況はLEDでモニタができ、プログラムの動作を目視可能です。ダミーモータボードは仮想的なブラシレスモータを提供し、プログラムの初期立ちあげに有効です。もちろんMA224の拡張コネクタに装着し実験できます。
詳しくはこちら>>> をご覧下さい。 |
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●拡張ユニバーサルボード(MK233) キット
MK233はちょっとした回路を実験したいときに便利なユニバーサル基板です。MA303の拡張コネクタにダイレクトに装着して使用できます。 (重量によりフラットケーブル接続)
基板は電源ランプ、表示LED、チェック端子が用意され、IC6個程度のスペースに迅速に回路を構築できます。+5Vの電源がMA303よりICの近傍に供給され、半田ジャンパ処理で容易に電源供給できるようになっているので、信号ラインを接続すれば回路構築できます。
(4set組・キット)
MA303の活用範囲を大きく広げてくれる便利ボードです。
拡張ユニバーサルボードの活用例はこちら>>>
その他の拡張ボードMK288 8桁7セグメントLED制御実験ボード、MK296 キーマトリックス実験ボードも拡張できます。 |
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■MA303 8bitPIC 標準評価ボードIII (注文番号 MA303) には、以下のものが含まれます。 |
●本体基板 ●PIC16F887 ●5V電源(ACアダプタ) ●電源ケーブル(MC014-PWR) ●取扱説明書 ●付属品 ●CD-ROM |
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■MA256 I/O ポートモニタ (注文番号 MA256) には、以下のものが含まれます。
●I/O モニタ基板 ●取扱説明書 ●付属品 MA256 をご購入のお客様は、必要に応じて電源は別途ご購入下さい。 |
■MA256用 L型金具 (注文番号 MA256-L) には、以下のものが含まれます。
●L型金具 ●取付用ネジ |
■MA256用 前パネル (注文番号 MA256-F) には、以下のものが含まれます。
●前パネル ●取付用ネジ |
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16F1937 エンハンスドコアデバイス (MOPT-1) |
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○製品概要 新しいPICマイコンのPIC16F1937にMA303,MA299,MA183の基板に共通利用できるC言語とアセンブラによる簡単な 機能評価用プログラムを搭載しています。 |
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○製品内容 ・PIC16F1937 ・サンプルプログラム |
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拡張ユニバーサルボード キット・4台1セット(MK233) |
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○製品概要 MA224の拡張コネクタに接続して使用する形式のユニバーサルボード(ブレッドボード)です。 MA224用に設計されていますが、便利な汎用ボードとして多目的に使用できます。 |
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○製品内容 ・基板 ・取扱説明書 ・付属部品(コネクタ、LED、LEDホルダ、抵抗、チェックピン、コンデンサ) |
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基板 |
付属部品(4セット分) |
取り付けた例(アップ) |
取り付けた例(全体) |
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※MK233はキットですので、半田付け作業が必要です。 |
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※拡張ユニバーサルボードの活用例はこちら>>> |
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拡張ボード キット(MK288・MK296) |
○製品概要 MK288 8桁7セグメントLED実験ボードはダイナミック点灯による8桁7セグメントLEDの駆動ユニットです。ダイナミック点灯プログラムの実習のご活用頂けます。
MK296 キーマトリックス実験ボードはI2C通信で動作するEEPROM・I/O拡張デバイスにより、I2C通信を実験できます。また、3×4マトリックス構成のキースイッチによりスイッチインタフェースの実験ができます。
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MK288を取り付けた例 |
MK296を取り付けた例 |
※詳しくはこちら>>> |
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拡張固定台(KK-8)・PICkit固定台(KK-9)・共通オプション(KK-6,KK-7) |
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●各種固定台 固定台は安定な実験を行うために用意したベース板です。ボードがオシロスコープなどのプローブに引きずられたり、ボード
を損傷するなどの事故から守ります。固定台は1.6mmの鉄板にニッケルメッキを施し、充分な重量と耐久性を備えています。 |
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●MA303に基板固定台1(KK-1)を利用すると一段と操作性が向上します。
また、MK233,MA296,MK288を取り付ける時は、拡張固定台(KK-8)の利用すると、安定して使用できます。 |
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基板固定台の詳細はこちら>>> |
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◆MA303にPICkit固定台(KK-9)を利用してPICkitの装着例 |
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※KK-1にKK-9取付 |
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※KK-1+KK-9にPICkit装着 |
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※KK-1にKK-9取付(アップ) |
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※KK-1+KK-9にPICkit装着(アップ) |
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CPU |
PIC18F4520-I/P 他 PIC16F887 PIC DIP-40ピン PIC16,PIC18実装可能
クロック 10MHz(HS) または 40MHz(PLL) リセット パワーオンリセット、基板上リセットボタン |
書込・デバック |
MPLAB-ICD3、PICKIT3ダイレクト接続 書込・デバック可能 |
A/D |
VOLTボリュームにてDC供給(AN0) 外部入力(AN0,AN1)、DC/AC入力切り替え ACは2.5Vオフセット |
PWM・パワー制御 |
PWM0,1端子出力 PIC CCP機能によるPWM出力 パワー制御 +24V 2Aコントロール PWM端子と兼用 |
D/Aコンバータ |
12bit 2チャンネル DA1,2端子出力 |
高速D/Aコンバータ |
8bit高速D/A出力(LEDポート兼用) 出力フィルタ付き DA3端子出力 |
LED表示 |
8bitオレンジ色LED表示 ポートD表示 |
LCD表示 |
16文字×2行 通信ラインモニタ形式 9600bpsシリアル通信インタフェース |
通信 |
RS232C非同期シリアル通信 SD/RDのみサポート SD・RD通信回線LEDモニタ装備
Dsub 9P ストレートケーブルでPC直結 LCDで送信ラインをモニタ可能 切替えでバイトモニタ表示可能 |
スイッチ・ブザー |
タクトスイッチ 2個 ・ RE2に圧電ブザー(発音体型) モニタLED付き |
外部メモリ |
24LC I2Cインタフェースによる拡張EEPROMメモリ |
RC用サーボモータ |
4チャンネル接続可能 LEDポート兼用 |
内蔵オシレータ |
サイン波出力 周波数500〜1.5K可変、電圧レベル0〜5Vp-p 方形波出力 5Vp-p (周波数同時可変) |
計測機能 |
VM・LA端子にて簡易電圧計測・ロジック計測表示・周波数計測・パルスカウント |
ポートモニタ |
ポート直接出力(I/Oモニタ接続用) |
拡張ボード接続 |
RB0,1,2,3,4,5・RC0,1,2,3,4,5・RA3,RE0,RA1,2ポートを使用可 |
電源・動作環境 |
+5V ±0.5V 1A以下 ・ 温度 0〜40℃ 腐食性ガス、結露なし |
基板寸法 |
155 × 125 mm 取付穴寸法 145 × 115 mm M3 |
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●静岡大学・玉川大学・豊田工業高等専門学校・明星大学・群馬産業技術センター・コニカミノルタ・ |
四国職業能力開発大学校・独)科学技術振興機構・独)農業・食品産業技術総合研究機構 他(敬称略) |
教育教材の人気セットは、MA303+MA234+MA237です。詳しくは応用例をご覧ください。 |
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●MA303におけるプログラム開発にはICD3などのデバッカが必ず必要です。 |
●Windows me・98・Vista環境では動作しません。Windows XP・7の環境で動作します。 |
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●MA256 I/Oポートモニタをご購入の方は、電源のタイプをご検討の上、別途ご購入下さい。
MA256はMA303より供電しています。
弊社では「パーツ販売」にて5V ACアダプタ(PB-PWR-5V) 、電源セット(PB-PWR-SET)を用意しております。 電源セットには電源が付属しておりませんので、あわせて5V電源 コネクタ付(PB-BJS-5V)をご購入下さい。 |
●MA256の消費電流は500mA程度です。 |
●製品保証・修理につきましては、こちら>>> をご確認下さいますようお願い致します。 |
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