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16bit PICマイコンの目玉はDSPエンジンを搭載したdsPIC33F、信号処理の出入口となるA/D、D/AコンバータとCODECチップにより、音声処理、音声発生、制御系の帰還処理など信号処理に対応できるインタフェースを搭載しています。
また、グラフィックLCD表示ユニットは内部の信号処理データを豊かな表現力で表示します。 PIC24F・PIC24Hは高速処理のPICマイコンで強力な通信インタフェースがポイントです。イーサネットLANインタフェース、非同期シリアルインタフェース、CAN通信インタフェースをボード上に搭載しています。
さらにUSBによるパソコンとの接続も考慮しています。
外部ポートはCPUより30bitのポートを開放しており、さらに11bitのTTLレベルのポートがあり、キャラクタLCDも接続することができます。開発環境はMPLABとICD3デバッカによる円滑な環境があり、C30-Cコンパイラ(無償版有り)で大規模なプログラム開発を行えます。
CPUユニットはdsPIC33・PIC24F・PIC24Hデバイスを差し替えて評価することができます。 いずれも充分なメモリを搭載したデバイスで、信号処理や音声発生などで大きな配列を取ることができます。
MA230は16bit PICマイコンの機能評価はもちろんのこと、信号処理の可能性の見極めや、プログラム開発、信号処理教育用ボードとして利用いただけます。 |
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MA230を利用しての開発には、デバッガとコンパイラが必要です。
デバッガにはICD3がお薦めです。
コンパイラにはC30コンパイラ(無料版あり)があります。 |
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●PIC24F・PIC24H・dsPIC33Fマイコンの評価 |
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●グラフィックLCD表示で多彩な表現 |
●DSPサポート各種インタフェース搭載 |
●イーサネットインタフェース搭載 |
●CAN通信・USB・RS232C通信インタフェース |
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●PICマイコン
CPUユニットは16bitシリーズのPICマイコンdsPIC33F・PIC24H・PIC24Fを差し替えて搭載可能とするため、独立したユニットで構成しています。dsPIC30Fは搭載できません。
・dsPIC33F CPUユニット dsPIC33FJ256GP710A-I/PF
・PIC24F CPUユニット PIC24FJ128GA010-I/PF
・PIC24H CPUユニット PIC24HJ256GP610-I/PF(オプション) |
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●ボード接続図
MA230は多くの高度なインタフェースを搭載しており、幅広い方面のアプリケーションに
対応します。 |
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●グラフィックLCD表示1
ビットマップ画像ファイルをグラフィックLCDに転送できます。
またその画像をPICの
プログラムに埋め込むことができます。 この機能はサンプルプログラムに入っていて
便利に利用できます。
ビットマップ画像は白黒128×64サイズのファイルが扱えます。 |
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●ビットマップ画像データが扱える
128×64 dotの小型グラフィックLCD表示ユニットを搭載。
シリアル通信でコマンド形式で描画駆動。プログラム内の配列データをグラフ描画させる
ことも簡単にできます。
コマンド 文字表示、文字フォント指定(漢字不可)、ドット、ラインサークル描画、他 |
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●グラフィックLCDの基本図形表示
グラフィックLCDは基本的な図形描画の機能があります。
●文字サイズも選べる→
文字フォントは英数のみですが5x7dot、7x9dotを選択でき、
大きさも倍角、4倍角が利用できます。デジタル時計のサンプル
プログラムです。 |
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●グラフィックLCDのメインは簡単グラフ表示
アナログ信号を表示するとオシロスコープのような表示ができます。DSP処理ではメモリ内データの様子をグラフィカルに表示できます。
コマンドと128のデータを送るだけで簡単に表示ができます。 |
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●イーサネットLAN
10Base-Tイーサネットを搭載。ボード上からWEB発信ができます。
計測パネルを遠隔でモニタするなど幅広いPICマイコンの応用ができます。
サンプルプログラムが付きますのでTCP/IPによるイーサネット通信のプログラムが
理解できます。 |
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●CAN・USB通信
CAN通信端子を備えています。装置内LAN通信を実現できます。
RS232Cシリアル通信ポートがあり付属ケーブルでパソコンに直結できます。
また、そのシリアル通信はFT232によるUSBに変換することができ、シリアルを持たない
パソコンにも接続ができます。 |
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●操作部分
お馴染みの基本操作部分は4タクトキー、A/Dコンバータ用ポテンショボリューム、
各種信号入出力端子。A/Dコンバータ入力は交流信号を直接入力可能です。 |
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●CODECとアナログインタフェース
信号処理のための音声・オーディオ信号の入力、出力ポートSI3000コーデックによりdsPIC33にインタフェース。MIC入力、LINE入出力、スピーカ出力。 |
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●もう1つのアナログインタフェース
信号処理のための信号入出力経路はもう1つ持っています。
内蔵A/Dコンバータを利用した2チャンネルの交流入力チャンネル。
3.3Vmaxの交流信号を入力可能です。もちろん切替で直流も入力可能。
出力は8bitの高速D/Aコンバータと16bit分解能を持つPWM出力があります。
各出力にはアクティブローパスフィルタがありPWMによる音声再生も可能です。
(サンプルプログラム付き) |
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●拡張ポート コネクタ表はこちら
拡張ポートは30bitのポートを直接出力しています。
TTL入力、出力ポートはキャラクタLCDの接続が可能なポートになっていて、文字タイプのLCD表示ユニットを接続して駆動可能。 |
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●SDカード
グラフィックLCDの下側にSDカードスロットがあり、SDカードを
インタフェースできます。MMCカードとSDカードが利用できます。SDカードはSPIインタフェースで接続されています。
SDカードのインタフェース技術を説明した書籍を用意しております。===>
SPIモードにおけるSDカードとのインタフェースプログラムやFATシステムの構造とアクセス手順、そのためのプログラムをわかりやすく解説しています。 |
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●フィルタデザイン
フィルタ設計のツールとして必要なソフトですが、コンパイル済みデータが付属しているため動きを確認することは可能です。
ライト版と正式版があり、ライト版は機能制限があります。 ===>詳しくはこちら |
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●PT5 dsPICテクニカルデザイン (本書籍は販売終了致しました)
dsPICのノウハウを詰め込んだ書籍で、dsPICのアーキテクチャからアプリケーションまで幅広い内容を網羅しています。dsPICの機能を利用する基本プログラムからシステム的な
応用プログラムまで、大小100のプログラムをまとめています。
===>詳しくはこちら |
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PT5 dsPICテクニカルデザイン 150ページで記載しております サンプルデータロガーのダウンロードはこちらから |
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■MA230 16bit PIC ハイパフォーマンス評価ボード (注文番号 MA230) には、以下のものが含まれます。 |
●MA230本体基板 ●PIC24F CPUユニット ●dsPIC33F CPUユニット ●CD-ROM |
●電源(PB-PWR-5V) ●付属品 ●取扱説明書 |
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●製品構成
MA230本体にはCPUユニットのPIC24FとdsPIC33Fの双方が付属しますのでDSP演算処理から汎用CPU処理まで幅広い16bitマイコンの評価が可能です。 PIC24H CPUユニットはオプションです。 |
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●24Hユニット(MA230-UNIT1)
PIC24H CPU ユニット。PIC24HJ256GP610-I/PF |
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●SDカードインタフェース技術資料 CD-ROM付(TG2-SDcard)
SDカードのインタフェース技術を説明した書籍です。SDカードへのアクセスは複雑な手続きがあり、内容がわかりにくい状況があります。またパソコンとデータを共有する場合はFATシステムの理解が不可欠です。
本資料はSPIモードにおけるSDカードとのインタフェースプログラムやFATシステムの構造とアクセス手順、そのためのプログラムをわかりやすく解説しています。
CD-ROMとセットで提供しています。なお、本資料はMA298ボードとセット製品ですが、MA230ユーザ用にSDカードを利用する場合を考え資料単体販売しております。
===>詳しくはこちら |
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●基板固定台2(KK-2)
MA230には多くのインタフェースが接続されます。実験中にケーブル類に引きずられるとボードを損傷させる事故も考えられます。鉄製の基板固定台は重量があり、しっかりと基板をホールドするため安全を確保できます。、MA230には必要とされるオプションの1つです。
基板固定台2はMA230にぴったりのサイズです。 |
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●ケーブルセット(MA230-OPT1)
実験用のケーブルセットです。MA230で使用しているケーブルは一般的なものでどこでも入手できますが、1本でもないと評価が進みません。必要なケーブル類をオプションでまとめました。
イーサネットケーブル(クロス) 1m、イーサネットスリムケーブル(ストレート) 3m、
ステレオミニプラグケーブル(コーデック入出力に1本を切断してご利用下さい)、USBケーブル(MC-2)、シリアル通信ケーブル 1.8m(MC-035) 5種各1本 |
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■MA230には各種ケーブルは含まれておりませんので、必要な方はケーブルセットをMA230と併せてご購入下さい。 |
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●キャラクタLCDユニット(各自組立)
MA230にはグラフィックLCDが搭載されていますが、キャラクタ表示LCDがあるとマイクロチップ社のサンプルプログラムなどが動作できます。
この出力コネクタはTTLレベル(5V系)のI/Oポートとしても利用できます。
← MA230にLCDユニットを接続した様子 |
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●TG3-DMA DMA機能 技術資料
PIC24H・dsPIC33Fには周辺機能とメモリを結ぶDMA機能が備わっています。
本技術資料はこのDMA機能をわかりやすく解説した資料です。
※MA300 + PIC24H に対応しています。
詳しくはこちら>>> |
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基 本 機 能 仕 様 |
CPU |
PIC24FJ128GA010-I/PF・PIC24HJ256GP610-I/PF・dsPIC33FJ256GP710A-I/PF 交換可能型ソケットタイプ クリスタル搭載 |
CPUクロック |
8MHzクリスタル・内部発振 dsPIC33F・PIC24H=40MIPS PIC24=16MIPS |
デバッカ |
MPLAB-ICD-3・MPLAB REAL-ICE対応 ダイレクト接続可能 |
外部I/O |
30bitI/O入出力 ポート直出力3.3V 34Pフラットケーブルコネクタ |
動作環境 |
温度 0〜40℃ 腐食性ガス・結露なし、要LCD輝度調整 |
電源・外形 |
外部+5V電源動作 内部3.3Vと2系統・基板寸法 155 × 180 mm 固定穴寸法 145 × 170 mm M3ネジ |
周 辺 機 能 ・ イ ン タ フ ェ ー ス 仕 様 |
グラフィックLCD |
グラフィック表示型 128 × 64 dot LEDバックライト付 非同期シリアル伝送による文字表示(専用コントローラ搭載) |
キャラクタLCD |
拡張TTLポートに接続可能(オプション) TTLレベル出力 |
LED・スイッチ |
8bitLED表示器(赤色) 高寿命タクトスイッチ 4個 |
A/Dコンバータ |
ボリューム × 1 手回し可能 外部入力 × 2個 AD/DC入力切替 |
交流電圧入力回路 |
A/Dコンバータ入力 入力インピーダンス20KΩ程度 |
温度センサ |
LM35温度センサ 10mV/℃(A/Dポートに接続) |
D/Aコンバータ |
8bitパラレル アナログ出力インタフェース 出力ローパスフィルタ付き fc=4KHz |
シリアルEEPROM |
25LC256 SPI通信制御型 |
非同期シリアル通信 |
RS232C-INF 9ピンメスコネクタ SD・RD・RS・CS |
USBインタフェース |
FTDIシリアル変換型 FT232BM USB2.0(RS232Cと切替で使用)(オプション) 通信モニタLED 2個 |
SDカード |
MMC・SDカードインタフェース |
イーサネットLAN |
ENC28J60 SPI接続 10Base-T 通信モニタLED 2個 |
CANインタフェース |
MCP2551ドライバ |
Codecインタフェース |
I2S(AC97)オーディオインタフェース(SI3000) LINE入出力・コンデンサMIC入力・スピーカ出力 |
PWM型D/A |
PWM出力によるD/Aコンバータ 出力ローパスフィルタ付き fc=33Hz・fc=5KHz |
ブザー |
発音体型 マグネティックブザー |
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●WindowsXP環境で動作します。 |
●各写真と実際の製品はバージョンアップのため多少異なる場合があります。 |
●示された仕様は変更される場合があります。 |
●本商品は中上級者向けになっております。 |
●SDカードはMA230には含まれません。 |
●デバックにはMPLAB-ICD3が必要です。 |
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●各種ケーブルはMA230には含まれませんので、必要な方はオプションのケーブルセットを併せてご購入下さい。 |
●dsPIC情報満載のマイクロチップ社・16ビットPIC24 MCUおよびdsPIC DSCはこちらから |
●製品保証・修理につきましては、こちら>>> をご確認下さいますようお願い致します。 |
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