MA260 CAN dsPIC30F 組込 CPUユニット(RTC付)｜マイクロアプリケーションラボラトリー

MA260 CAN dsPIC30F 組込 CPUユニット(RTC付)

CAN通信をメインとした
dsPIC30F 組込CPUボード

　　　　　　　　　　※電池は付属しません

製　品　名	注文番号
MA260 CAN dsPIC30F 組込CPUユニット(RTC付)	MA260-RTC
▼オプション
グラフィックLCD（キット）	MA260-OPT1
テキストLCD（キット）	MA260-OPT2
MA260 サンプルプログラム CD-ROM	MA260-CDROM
MA345 RS232C-TTL変換ユニット2	MA345
MA269 USB-TTL変換ユニット	MA269-USB
MA306A 絶縁型USB-TTL変換ユニット	MA306A
COM(TTL)ケーブル1	MC021
MA278 PS2キーボードインタフェース	MA278
MK279 CANステーション（キット）	MK279
MAL-CANケーブル	MC017-CAN
▼その他
基板固定台4	KK-4
傾斜基板固定台	KK-6
KK-6 補助板	KK-7
◆デバックにはICD3又はPICkit3+PICkit-OPT1のいずれかが必ず必要です。
MPLAB ICD 3	ICD3
PICkit 3 In-Circuit Debugger	PICkit3
PICkit⇔モジュラ変換（キット）	PICkit-OPT1

本商品は、販売終了いたしました。

MA260はCAN通信をメインに置いた組込用CPUユニットです。 CANは2系統のインタフェース装備していますので2系統のLANを別々に制御できます。 CPUにDSP機能を持つdsPIC30F6014を搭載し、120MHz最大クロックで動作できます。デバックはMPLAB-ICD3 をボードに直結可能。MPLAB＋C30の環境で快適なプログラミングができます。アナログ系は計測用途を意識し充実させています。12bit A/D・D/A 、基準電圧搭載、A/D別電源、A/D系電源隔離、ゲイン調整入力アンプなど搭載。サブCPUとしてPIC28Pを搭載できます。グラフィックLCDや文字LCD接続、特殊なインタフェースを構築でき、メインCPUの負担を軽減できます。

MA260を利用しての開発には、デバッガとコンパイラが必要です。
デバッガにはICD3又はPICkit3 + PICkit-OPT1など、コンパイラにはC30コンパイラ（無料版あり）があります。

オプション

●dsPIC30F6014搭載
●2系統のCAN通信がメイン
●CAN経由でI/O、表示系ユニットをコントロール可能
●12bit A/Dコンバータ
●12bit D/Aコンバータ
●カレンダクロックRTC
●サブCPU搭載可能
●グラフィックLCD接続可能（option）
●文字表示LCD接続可能（option）
●デバッカ直結　MPLAB+C30環境でプログラミング

●CPU
CPUにDSP機能を持つdsPIC30F6014Aを搭載。
120MHz最大クロックで動作可能。30MIPS動作。
（最大クロックでは発熱、環境温度注意）
余裕のメモリ容量、高速16bitマイコン。
パワーオンリセット＋リセットスイッチ搭載。
メモリ144KB・メモリ8KB・EEPROM4KB・64pin

●コネクタ配置図

コネクタ表はこちら

●開発
プログラム開発は
デバッカとしてMPLAB-ICD3(PICkit3)が接続可能。 PICkit3使用時にはPICkit-OPT1が必要です。
IDEはMPLABを利用し、C30コンパイラ（無償版あり）で簡単にプログラム開発が可能。

●CAN通信
2系統のインタフェース装備で、2系統のLANを別々に制御できる。
CAN通信は伝送速度最大1MHz、伝送距離1Km程度、接続ノード50程度。
（数値は各条件による）
ドライバはMCP2551搭載。
終端抵抗設定可能。

●CAN通信の利用
MES260シリーズではCANを利用して様々なI/Oユニットを提供しています。
MES260 CAN通信内容紹介。
CAN通信の習得、モニタにはCAN360 PIC-CAN 通信評価セットをご利用下さい。
C30のCAN通信関数も有効に利用できます。

―――――――――――　MES260シリーズの応用例　こちら
―――――――――――　MES260シリーズのカタログ　表面中面

●アナログインタフェース
A/DコンバータはPIC内蔵6ch利用可能
dsPICは精度の良い12bit A/Dコンバータを持つ。
D/Aコンバータは外部12bit2chを用意（MCP4288）
PWM型のD/Aコンバータは最大分解能16bit 2c利用可能。

●カレンダクロック
時間・日付管理をするカレンダクロックを搭載。（DS3231）
バッテリバックアップで（１次リチュームCR2032）電源断でも時計カウント。

※電池は別売、電池ホルダーは各自取付

●サブCPU
28ピンディップパッケージのPICマイコンを搭載するスペースを用意。
PIC18F・PIC16Fなど28ピンのPICマイコンを搭載できる。
例）16F876・16F886・18F252・18F2520 etc　XTAL10MHz動作搭載。
終端抵抗設定可能。

●LCD表示
サブCPUエリアにオプションにて文字表示型とグラフィック表示型のLCD表示ユニットを用意しております。
文字表示型LCDは英数ASCIIコードで表示する20文字×4行のLCDで全80文字のメッセージ表示ができます。
グラフィックLCDは128x64ドットの小型LCDで文字表示の他に図形描画やビットマップ画像表示が可能です。
非同期シリアルによるコマンド転送で簡単に表示できますので、細かなLCD制御は全てサブPICで行います。接続には一部半田付けが必要です。どちらもバックライトを備えています。

●EEPROM
dsPICはデバイス内部に4KBのEEPROMメモリを搭載しているが、
さらに外部に32KBのシリアルEEPROMを搭載。
表示パターンなどの大きなデータを保持できる。

●シリアル通信インタフェース
非同期シリアル通信ユニット
MA260のシリアル出力はTTLレベルのため、MA269・MA345によりレベル変換します。
MA345はRS232Cレベルに変換します。
MA269-USBはUSBインタフェースを実現できます。
USBドライバはこちらからダウンロードできます。===>>ダウンロード

●フルキーボードINF
MA278 PS2キーボードインタフェース
PS2キーボードをMA260/MA270に接続するためのユニット
MA260の強力な入力ユニットです。REポートを利用します。

■I/Oユニットbusに接続できる表示器やキーインターフェース等の紹介


MA263 CAN6桁数字LED表示ユニット	MA268 CAN文字LCD表示ユニット	MA283 大型LED数字表示ユニット

上記商品はCANシリーズの参考商品です。現在販売しておりませんが、ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

■MA260 CAN dsPIC30F 組込CPUユニット(RTC付) （注文番号 MA260-RTC）には、以下のものが含まれます。

●本体基板(MA260)　●付属品　●取扱説明書

●MA260-OPT1 グラフィックLCD（キット）
128x64小型グラフィック表示ユニット。柔軟性の高い表示が可能。
PIC18F2520を使用したコントローラは非同期シリアル制御によりコマンドで文字、図形表示が可能。簡単に表示操作ができる。
サブCPUのコネクタはLCDにマッチしており、ボード上にコントラスト調整ボリュームなども用意。バックライト付き。
［注意］本品はキットであり簡単ですが半田付け作業が必要です。組立に自信のない方や経験のない方はご購入前に今一度ご検討下さい。

キット内容

●MA260-OPT2 テキストLCD（キット）
20文字4行の文字表示型LCD。
PIC18F2520を使用したコントローラは非同期シリアル制御によりコマンドで文字表示が可能。
LCDのフレーム色は黒など他の色になる場合があります。
［注意］本品はキットであり簡単ですが半田付け作業が必要です。組立に自信のない方や経験のない方はご購入前に今一度ご検討下さい。

キット内容

●MA260 サンプルプログラム CD-ROM
MA260のCDROM（OPTION）は、サンプルプログラムや様々な有効資料を収録。
初期立ち上げ、補足説明、デバイス詳細資料など。
MA260を使用する上での基本的なプログラムを提供。
（dsPICに慣れている方は特に必要ありません。）
MA260-CDROMが必要な方ははMA260-RTCご購入の方に限り、ご購入頂けます。
MA260-RTCご購入時に併せてご注文下さい。

●MA345 RS232C-TTL変換ユニット2(MA345)
TTLの非同期シリアル信号をRS232C信号に変換するためのユニットです。
PCとはDsub9Pにてストレートで接続します。（Dsub9Pケーブル付属）

●MA269 USB-TTL変換ユニット(MA269-USB)
TTLの非同期シリアル信号をUSB信号に変換するためのユニットです。
PC側はCOMポート互換になっており、アプリケーションからCOMポートとして利用できます。
（USBケーブル付属）

●MA306A 絶縁型USB-TTL変換ユニット(MA306A)
TTLの非同期シリアル信号を絶縁型USB信号に変換するためのユニットです。
PC側はCOMポート互換になっており、アプリケーションからはCOMポートとして利用できます。
PC側と装置側の電源ラインは完全に絶縁されており、AC系の電位やノイズを分離させることができます。（USBケーブル付属）

●COM(TTL)ケーブル1(注文番号　MC021)
MA269・MA278・MA306AとMA260・MA270・MA290を接続するオプションケーブル
XAコネクタ 6pin-4pin変換ケーブル　長さ 60cm

●CAN通信ケーブル
MES260の各ユニットを接続する通信ケーブルです。
50cmの近距離にあるユニットを接続します。筐体内配線やバラック実験に適します。
電源線は必要に応じて撤去願います。

●MA278 PS2キーボードインタフェース
PS2キーボードをMA260/MA270に接続するためのユニット
MA260の強力な入力ユニットです。REポートを利用します

●MK279 CANステーション（CAN4分配ユニット）（キット）
CANラインを4分配します。
組立が必要です。

CPU	dsPIC30F6014
発振回路	専用外部発振器搭載　120MHzクロック 30MIPS動作
リセット	パワーオンリセット　＋　リセットスイッチ
書込・デバック	MPLAB-ICD3（PICkit3）対応　直結可能　MPLAB REAL-ICEの利用を推奨
CAN通信	2系統出力
非同期シリアル通信	TTLレベル出力非同期シリアルインタフェース RS232C対応　MA269-RSオプションを取付け USB対応　MA269-USBオプションを取付け
I2C	I2C通信出力端子 1KΩプルアップ付
SPI	SPI通信端子　MES200シリーズ表示ユニットなどに対応するSPI通信出力、直結可能
ブザー	発音体型マグネティックブザー
LED表示	1bit　LEDモニタ
EEPROM	内蔵EEPROMの他に　外部EEPROM　32Kバイト増設
A/Dコンバータ	CPU内蔵12bitA/Dコンバータ　6入力 4.096Vリファレンス搭載　 1chのみゲイン設定可変入力アンプ付き A/Dコンバータは外部別電源供給可能
D/Aコンバータ	12bitD/Aコンバータ　2出力　MCP4822
PWM	PWM出力信号　4出力（2出力はD/Aコンバータと併用）
D/Aコンバータ2	PWM型D/Aコンバータ　2出力　（最大分解能16bit）
拡張I/O	22ポート入出力解放　プルアップ　ポート直接出力
拡張I/O	24V0.2Aオープンコレクタ出力　6ポート
カレンダクロック	RTCカレンダクロック搭載DS3231　バッテリバックアップ可能
ロータリエンコーダ	ロータリエンコーダ端子（拡張I/O）
サブCPU	PIC16/18 28ピンデバイス搭載可能　クロック10MHz水晶 MPLAB REAL ICE・MPLAB ICD3(ICD2)デバッカ接続可能オプションの文字LCD・グラフィックLCDを接続可能
動作環境	温度 0～50℃（オプションLCDは0～40℃）　湿度60%以下　腐食性ガス無し
電源	+5V 2A程度　内部消費電流0.3A程度　外部I/O供給可能パイロットランプ緑LED
基板寸法	138 × 95 mm　取付穴寸法 128 × 85 mm　取付ネジ寸法 M3